〜ボトルネック〜読了
だいぶ感想が追いついてきました笑
満願は去年読了して面白かったので、レビューの高いボトルネックも読みたいと思い購入。
ネタバレ含みます。
あらすじ。
亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した……はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔。
3日くらいで読了したかな?
読みやすかったです😊
気づくと、自分が存在していない世界へ突然とばされていた。
すごい設定です。なんかパラレルワールド的な。
存在している側の世界と存在していない側の世界との間違い探しがすごい巧妙で。
しかも自分が存在していない側の世界のほうがどの事柄に対しても結果が良いんだよね。
これは主人公の精神的にきますよ😰
さらに彼女の闇とかすごい上手に描かれていますよ。
伏線も所々散りばめられてるので読み終わったあとに、気になる箇所を読み直しました笑。
どうしても好み上、男性の作品読む機会は少ないんだけど、米澤穂信先生の作品はまた読みたい!いや、絶対読みます笑!