〜欲しい〜読了
たまっていた感想がやっと追いつきました。
本日、仕事の移動中に読了した作品の感想を!
永井するみ先生の、欲しい。
残念ながら永井先生はお亡くなりになられていますよね。
この作品は今週のデート中に購入しました笑。
何回か書店巡ってましたが、在庫なしの書店がほとんどでやっと見つけて即購入です♪(´ε` )
では、感想を。ネタバレ含みます。
あらすじ。
人材派遣会社を営む紀ノ川由希子は42歳、独身。恋人には妻子がいる。愛しているのに、会えば会うほど飢えていく―そんな心の隙間を埋めるため、逢瀬の後はいつも派遣ホストを呼んでいた。ある日、恋人が不慮の死を遂げた。若い女をストーキングした挙げ句、歩道橋から転落したという。彼がストーカー?不審に思う由希子は、真相を探り始める。男と女の欲望を精緻に描く、傑作長編ミステリー。
作品中に実際に欲しいという文言は少ないです。でも、登場人物たちはどこか飢えていて、欲しがってるんですよね。
すごい分かりやすいです。
色々な部分で登場人物たちが繋がっていて、面白かった!
人間のしたたかさが良く出てる作品です。
個人的に終わり方も結構好きです。誰も報われない、でもこの先にも物語が続くんなら、由希子はどうなってしまうんだろう。たてなおしてキャリアウーマンとして更に輝くのか、また別の人と不倫をしてしまうのか‥
女は強いから、続きがあったなら不倫してそうだなぁ笑(^^;)
そして、テルは捨てられろ笑😡
ありさと優也は、案外出所したら別の道を歩みそうだなー。服役中に優也がありさに飽きそう。
こんな風に続きの物語を考えてしまう作品に出会えて本当良かったです。
永井先生の作品はまだ読みたい作品が多いので、徐々に集めていきたいと思います。